「大臣がああいうバカなことを言わない方がいい!」
都議会代表質問後の2日夜、議事堂廊下で、報道陣に「一言」を求められた石原慎太郎知事。一言を超えて出た言葉は、築地市場移転問題など議会の争点や対立する都議会民主への怨嗟(えんさ)ではなかった。
怒りの矛先は中井洽防災担当相。東京マラソンがチリ大地震に起因する津波警報中に開催されたことに、中井大臣が「警報を出しても意味がないということになると、次回の警報が信用されなくなる」「悠々と(マラソンを)やっていた」などとコメント。これが逆鱗に触れた。
「小笠原の情報や東京湾の地形を踏まえてやっており気仙沼とは違う。むしろ気象庁の情報が甘かった。中井某(なにがし)大臣が反省するのはそっち」
5日の定例記者会見でも中井発言を「ナンセンス」と再び切った。想定外の“余震”が都庁を揺るがせた週となった。
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